おおつごもり [エッセイ]
2012年の大河ドラマは「平清盛」だそうです。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・
言うまでもなく、平家物語の書き出しの一節ですが、 2月にニュージーランドで地震が起きた際 その後日本で起きることをどれだけの人が予想できたでしょう。
ただただ、人間の無力さと世の中の無常を思い知らされた1年でした。
Cool Japan Cool 田舎 -IT系野人への誘いー [エッセイ]
まもなく防災の日が来ます。
受験で上京したとき東京駅に降り立った瞬間から、「東京」によどんだ空気というか多少の違和感を感じていた。先に大学に進学した親友に東京を案内してもらい、受験をしながら数日間 半蔵門ちかくのふくおか会館で過ごしたのだが、そのとき住人は、東京は遊びに行くとこであり、住むのは住人には向かない」と感じた。
以来、学会などで、上京する機会があるが、エリアが広すぎること、人が多すぎることなど、むっとする様な熱気など住人には今でも向かないと思っている。
先日、「関東大震災」 吉村 昭 (著)を読んだ。
この本を読んで、完全に理解したうえで首都圏に住むのは当然個人の自由であると同時に、自己責任であろう。国が何もしてくれないことは今回の震災でよく理解できたはずだからである。
消防力、火災、ライフラインの断絶による2次的被害、情報の寸断、流言による人心の錯乱は、江戸時代より水道などの科学技術、文明の進歩した大正時代のほうが被害が甚大であったそうである。平成の時代に同程度の地震が起こったらと、考えると、住人が心配性なのかもしれないが、背筋が寒くなるどころではない。
住人には住めないと確信した。
震災はいつか来るだろう。来たら大変なことになるとうすうす気づきながら、誰も何も言い出さないのは 原子力村の思考とまったく同じような気がする。
言葉 [エッセイ]
住人は外国語は言うに及ばず、日本語すら自信が無い。学生の時分、国語は苦手教科であり、いまでも劣等感を持っている。(いきなり余談だが、卒業直後の医局時代にJICAのアフリカからの研修生の英語が聞き取れず、pardon(すみませんがもう一度お願いします)を連発し、白眼視された。 来日する台湾や韓国の歯科医は英語はペラだし、住人の英語力と同程度の日本語がしゃべれる臨床家が多い)
「目は口ほどにものを言う」といわれている。確かにそう思う。目はその人の心が映し出されていて、言葉よりもうそをつけないように思う。我が家の駄犬の目は本当に美しい。きっと心は美しいと確信する。でも犬である。
目が美しければそれでよいかというと、そうでもないようである。言葉もその人の内面の表出であると思う。
とっさの一言にその人間の本性が出ることがある。言葉を発するということもその人の常識、知性、感性、思考法、価値観、品格、コミュニケーション能力等々内面がほとばしり出ることであり、大変恐ろしいことであると思う。
住人の内面が至らないのは 不徳と今までの精進が足りないので、それを取り繕っても仕方ないのだが、内面が出るゆえに「言葉を発する」という行為は恐ろしい。
アトムの力 [エッセイ]
住人の父は大正最後の年に生まれているので、門司の空襲を馬寄村から見ていたそうである。
甚だ不謹慎ではあるが、探照灯(サーチライト)に照らされながらも悠々と飛ぶB29と地上の高射砲のやり取りは、滑稽でもあり、綺麗でもあったそうである。
現状認識はある程度出来ていたにもかかわらず、なんとなく大丈夫だろうと、国力の違いすぎる、米国の誘いに乗って、戦争に走ってしまった当時と昨今の原発に関する状況は非常に似てるように思えます。
北九州市の中心、市役所や勝山公園のあるあたり(KBCテレビ アサデスのライブカメラから見た小倉城方向)がなぜ、近年まで広大な敷地が残っていたかご存知の方は少なくなりつつあるのではないでしょうか。(余談ではあるが、住人が子どものころには現在の市役所の場所にはジェットコースターがあったように記憶している)
実は小倉は軍都で小倉陸軍造兵廠という軍需工場があったです。
長崎に落ちた原爆は小倉の小倉陸軍造兵廠に落す予定だった事は 北九州市民であればご存知の方も多いと思います。
もし長崎でなく、小倉に原爆が落ちていたら自分はこの世に存在していないかもしれません。
長崎や広島で原爆の被害に遭われた方のことを思うと、その無念さを想うと、もう過ちを繰り返してはいけないでしょう。
しかしながら、今回の原発の被害を遭われた方には同じような苦しみを少なからず与えているのではないでしょうか。
もしそうなら、今を生きる我々は今、過去を生きた人のために、そして将来を生きる人のために、どう行動すべきなのでしょうか。
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ぬか床 [エッセイ]
家庭菜園の真似事を始めて約5年、かねがね自分で育てたキュウリやナスを自家製のぬか床に漬けたい願望があったのだが、あさ漬の素に漬けたり、スーパーでぬか漬けを買って食べていた。
仕事柄、糠をかき混ぜたにおう手で仕事するわけにも行かず、どうしたものかと躊躇していたのである。
スーパーなどでファスナー付きのビニールのヌカ漬けセットや、糠、天然塩などを見て目を輝かせるダンナを見るに見かねて、糟糠の妻が「糠床の面倒を見てやってもよい」とのたまった。
山の神の気の変わらぬうちにと、ネットでホーローのヌカ漬け用容器とぬか床スタートセットを注文したのだが、本日それらが届いた。
ぬか床を維持するというのは、植物性乳酸菌という生き物を飼うことと同じで、温度、湿度、pH、酸素濃度等々、乳酸菌が喜ぶ環境を提供すれば、菌が繁殖し、おいしいぬか漬を返してくれるはず。そのためには科学的な知識より、その土地の昔のばあちゃんの智恵が必要です。
実は住人はサバのぬかみそ炊きが大好物である。ねっとりヌカが絡まったくらいの、できればタカの爪と山椒の実など入っていれば言うことなしである。自家製ぬかみそ炊きを食することができるのは何時になることだろう。
住人は嬉しくてうれしくてたまらないのだが、なにぶんぬか床の運命は家内の手の内にあるので、どうなることやらやら、やや心配である。
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すくすく子育て [歯の話]
NHKの教育テレビ、「すくすく子育て」で子どもの歯をテーマに放送(2010.7.16,ちなみに再放送は7.22)がありました。
講師の先生は 倉治ななえ(日本歯科大学附属病院臨床教授)先生です。
お子さんのむし歯、歯磨き、歯並びに関して興味がある方は下記HPをご参考ください。
>>> http://www.nhk.or.jp/sukusuku/program/theme0716.html
山荘 天水空海さん大ブレイクか? [見仏]
毎日、節電のうえに暑い日が続いています。ところが、仏像ファンにはさらに熱い夏になりそうです。
東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園)で「空海と密教美術展」が平成23年7月20日(水)~9月25日(日)開催されるのです。
空海が中国から請来(しょうらい)した絵画、仏像、法具、教王護国寺(東寺)講堂諸像など、空海ゆかりの作品など、98.9%が国宝または重要文化財という、超レアーなイベントです。
住人の好きな、東寺の象に乗った 国宝「帝釈天騎象像」や水牛に乗った 国宝「大威徳明王騎牛像」も出演予定だそうです。
それにあわせてNHKでは、8月7日から3夜連続、空海の人生をたどる「空海 至宝と人生」
が放送予定だそうです。
高野山 奥の院
ハイリスクハイリターン再考 [エッセイ]
筋肉痛である。
毎年この時期、生垣の剪定を行なうのである。何故この時期かというと、植物の都合でなく、これから暑くなり、虫も増えるからというこちら(人間)の都合である。
(やっかいなものを残した親を恨みながら)「いっそ枯れてくれんかいな」とおもいながらバッサリいくのだが、密かな期待は毎年見事に裏切られる。
それにしても、生命力というのはすごいものである。
雑草(あくまでも人間の観点であるが)はむしってもむしっても生えてくると家内を嘆かせている。
なんと肥沃な国土であろう。
さて、巷では節電が叫ばれている。
宇宙から日本を眺めると、まさに不夜城のように明るいそうであるが、慣れとは恐ろしいもので、そのことに、自分を含め現代人は違和感を覚えていないようである。
同じものを視ているのでしょうか [エッセイ]
住人は大学に入るまで眼鏡をかけたことはありませんでした。
大学1年の夏休みに自動車免許を取りに行ったときに、試験会場で視力が足りないことを指摘され、あわててメガネをつくりに行きました。
視力はそれほど悪くないのですが、乱視が入っているということでした。
裸眼で月を見ると三日月が2個ダブって見えます。
悪いことばかりではありません。花の咲いたサクラの木を見ると、被写体深度の浅いメルヘンティックな写真のようにキレイに見えます。
メガネをかけてはじめて英語の辞書を引いた時の感動は今でも忘れません。
「ハー 他人はいままでこんなにスッキリ、クッキリ文字というものを見ていたのか・・・・・」
山荘 天水6恩師の教え [エッセイ]
入学式のシーズンです。
住人は小学校から高校まで本当に先生に恵まれました。そして多くのことを教わりました。
特に、小学校の頃、担任の先生から、授業中に話が脱線して、いろいろな話をうかがいました(現在の教育指導要領にはまず載ってない内容でしょう)。
自分の母親のような先生から、戦争体験、昔の話、などいろいろなことから、
はさみの渡し方、電話のきり方、ヒトへの思いやり・・・人間としての生き方、マナーを躾けてもらいました。
生きることの大変さ、だけど人生の楽しさ・・・などを具体的な言葉でなくても、人柄やさりげない行動からにじみ出る雰囲気の中で教えて頂いたように思います。

転勤と歯医者選び―人を観る目― [エッセイ]
3月は転勤の季節です。我が家の患者さんでも、転勤になる患者さんがおられます。
サラリーマンにとって転勤は宿命であり、仕方のないことです。
折角、近所と仲良くなったのに、「秘密のケンミンSHOW」の東 京一郎夫婦のようにすぐ転勤になってしまうのはショックでしょう。
一方、転勤が多いため、近所づきあいが希薄になることは否めないでしょう。「折角親密になってもどうせ又転勤になるから・・・」、また、「旅の恥は掻き捨て・・・」とまでは思わなくとも「近所との関わりがわずらわしく、できれば関わりたくない」と思っている方もおられるかもしれません。この地方都市でさえ、町内会や子ども会などの地域コミュニティは昔に比べて壊れています。
そして歯医者さんとの付き合いも同様の事がいえるのではないでしょうか。
転勤先で、新しく歯医者を探し、受診するのはさぞかしストレスフルなことでしょう。住人など、初めての人と会うだけでもドキドキします。それが自分の口をさわられる歯科医と対面しないといけないのですから、お気持ちはお察しいたします。(「何処の歯医者も同じ」と割り切ったお考えの方も折られるかもしれませんが・・・)
どうしたら良いか解らないので、「転勤先の地域情報はお手軽なインターネットの口コミサイトで・・・」という方が多いのではないでしょうか。「北九州 おすすめ 歯科」などで検索したくなる気持ちはよく解ります。
山荘 天水患者と歯科医師の信頼関係 [歯の話]
一昨日の事である。お見えになる患者さんが、口を揃えたように「先生!、今日の朝のNHKの番組ご覧になりました?先生がいつも言われるように、咬み合せって本当に大切なんですね・・・」
来る患者、来る患者である。
住人の説明能力不足と不徳の致すところなのでしょうがないのですが、住人が長いこと説明してきたのに、ナカナカ信用していただけなかったことも、 NHKだと瞬時に信用していただけるのです。
ちょっとへこみます。
さて、
長年我が家とお付き合いくださっている、高齢のご婦人が今年に入ってメインテナンスにお見えにならなくなったので、ちょっと気にかかっていたら、先日アポイントの電話があり、お見えになった。
大腸癌を既に経験されている方であるが、年末のドックで、乳癌が見つかり、今年に入って右の胸を手術して退院してきたばかりだとの事、
義歯の調整をしながらお話をうかがっていると、リンパ節のひとつに転移が見つかったことも(本当の心の奥底までは計り知れないが)たいしたことでないように明るく話される。
「もうこの年になったら、何も怖い物はありません。」と完全に悟りのきわみに達した様子でお話くださった。
でも、 「右胸だとしたら、筋肉の加減などで、歯ブラシするのも大変でないですか」とお尋ねすると
「自分は手術前と変わらず手も上がるし、問題ない」との返事。
それに続いて、
「先生、私ね、お見舞いに来てくださった方からも言われるんだけど、いい先生に巡りあったのよ。大腸の方は大丈夫だけど、一応他も検査しておいたほうがいいと前の主治医の先生から言われて、言われるままにその日のうちにドックの予約して検査受けたの。そしたらね、しこりが見つかったのよ。
年末はちょっと忙しかったので、年明けてからの手術を受けたんだけど、今度の先生もとってもいい先生でね・・・。(どうやらイケメンらしい)」

お勧めの一冊No.17 [お勧めの1冊]
食卓の向こう側〈第13部〉命の入り口 心の出口 (西日本新聞ブックレット) [単行本]
西日本新聞社「食くらし」取材班 (著)
単行本: 111ページ
出版社: 西日本新聞社 (2010/07)
ISBN-10: 4816708162
ISBN-13: 978-4816708169
発売日: 2010/07
商品の寸法: 21 x 14.8 x 0.8 cm
以前、「食卓の向こう側〈第12部〉価格の向こう側 」西日本新聞社 (2009/09) をご紹介しましたが、その続編です。
今回は「噛むことは、生きること。」のサブタイトルが示すように、咀嚼をテーマに、健康や医療のあり方をともに考える内容であり、住人の仕事である、歯科と重なる分野です。
住人が当ブログで訴えてきたことととも重なる部分が多いと思います。
そして、何よりこの手の本にありがちな、科学的根拠のないセンセーショナルな内容(たとえば「竹炭が歯周病にいい」のような)の偏りがなく、歯科医院のCMになっている「名医特集」のような内容でもなく、記者の目線で綴られているのが好感をもてます。中国製の義歯など時代を反映した内容も盛り込まれております。
住人がいつも申し上げているように「絶対」正しいといった、絶対は存在しませんので、100%鵜呑みにされても困りますが、ワンコイン(500円)でこの情報は 健康志向の一般の方にとってかなり有益な書籍だと思います。
また、当ブログをご覧くださっている開業医の先生はもうご存知かもしれませんが、是非待合室に置かれることをおすすめします。 (この本売っても住人にはなんのバックもありませんが・・・)
【送料無料】食卓の向こう側(第13部) |
歯をまもる -金属の歯と白い歯- [歯の話]
あくまでも住人の価値観であることをお断りしておきますが、住人は今でも自分の奥歯を治療するのであれば、極端に目立つところは除いて、ゴールド(金合金)による治療を望みます。
見た目は確かに目立ちますが、ほどほどの、硬さ(軟らかさ)、残っている歯とののフィット感、何年間も錆びたり、変質したりしない安定性、どれをとってもゴールドに勝るものはないと思います。お口の中でジルコニアが20年後にどうなっているかは誰も知りませんが、ゴールドだとだいたい想像できます。
残念ながら保険で使用する金属(金銀パラジウム合金、以下「金パラ」)はゴールドの代用金属(本当は金がいいのだけれども高いので仕方なく用いている)です。
今回は現在起きていることをお話します。(決して高額な治療を勧めるつもりはありません)
日本はデフレにあえいでいますが、世界的に金属の値段などは高騰していることをご存知でしょうか。金はもちろんですが、車の触媒などとして利用されている希少金属のパラジウムも住人が開業した頃では考えられないような金額になっています。
山荘 天水1歯科との上手な付き合い方 [歯の話]
「歯医者なんか生まれてこのかた掛ったことがない」といわれる方もおられると思います。そのようなハッピーな方は今までどおりでよろしいかと思います。今通っておられる歯科医院に十分満足されている方も、多いと思います。そんな方もノー・プロブレムです。
でも、「歯医者さんに何度も通っているのに・・・・」と思ってらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。
ある技工士さんが「「歯医者さんに何度も通っているのに歯がぽろぽろとれる」と言っている人がいるので一度みてやってください。」と患者さんを紹介してくださいました。
患者さんは 「私は小さいころから歯医者さんと縁が切れたことがなく、通っても 通っても歯が悪くなるんです」とおっしゃいます。
なるほど 多くの歯が治療されていますが、同時に年齢の割には多くの問題も生じています。残っている歯の本数が少なくなると加速度的に歯が悪くなります:注1)
たしかに歯科治療の成功率は100%ではありませんし、まだまだ今後解明し、解決すべき問題もたくさん存在します。
そして 歯科医に不信感を抱いてらっしゃる方も少なくないと思います。
以下の議論も「日本の歯科医の技術や倫理観に全く問題ない」、「患者さんだけに問題がある」といった偏狭な視点で議論するものではありません。気に障るようでしたら、世間知らずの住人の戯言と捨て置いてください。
多くのヒトは歯に問題を抱えることなく生まれてきて、歯が生えてきます。(近年、顎の大きさと歯の大きさにアンバランスがあって問題を生じている若い方もいらっしゃいますが・・・)
そして 我々歯科医も「患者さんが生涯にわたって、おいしく食事ができて、会話やカラオケが楽しめ、笑顔で生活できる。」ことを目指しています。
それなのになぜ、そのような残念な結果となる方がいらっしゃるのでしょう。
海外の事情とどこが異なるのでしょう。

記念切手 [エッセイ]
先日、久しぶりに切手を買いに郵便局に行った時に、従来の日本のお祭りや花の切手の中に、キティちゃんの記念切手があるのを発見した。時代の変化を実感した。
調べてみると、お金を出せばオリジナル切手がつくってもらえるようである。
たとえば、自分の写真の画像で切手が作れるなんて、郵便局も進化している。 住人は、小学生の頃、切手を集めていた。
住人が何かを始めるのは大概、周囲にブームが起きていて、その影響である。

生きる力2 [エッセイ]
9月というのに毎日うだるような暑さが続いています。
高齢の方に「昔はクーラーなど無かったでしょうが、こんなに暑かったですか」とうかがっても、
「いや、こんなに熱い経験はない」
といわれるので、馬寄村でも、近年にない、暑さなのでしょう。
さて、夏野菜の季節も終りになり、野菜作りの後始末をしなくてはならない季節です。
2週間ほど前に、きゅうりとトマトの苗を地中から引き抜き、後片付けの準備をしておりました。
きゅうりは1~2日でからからに枯れて、干上がってしまい。片づけやすい状態になりました。
ところが、トマトは2週間たっても、枯れずに葉っぱの緑が維持されています。( もちろん水はやってません)
植物の生命力にあたらめて、驚かされました。
ウイルスの攻撃はまだまだこれから [エッセイ]
宮崎県では口蹄疫もひと段落して、皆さんほっとされていることと思います。被害にあわれた農家の皆さんには心からお見舞い申し上げるとともに、宮崎に元気を取り戻すために、肉食います。(住人は高千穂牛のヒレが大好きです。)
ところで、
毎日新聞社の2010年8月14日福岡都市圏版によれば、
「 福岡県は13日、日本脳炎注意報を出し、ウイルスを媒介する蚊が活動する夕方から夜明けまでの外出を避けたり、肌が露出している部分には蚊よけの薬剤を使用したりするよう呼びかけている。同注意報は、ほぼ毎年、7、8月に出ており、02-09年の県内の患者届け出数は計6人。
日本脳炎ウイルスは、豚への感染が広がっている場合、その地域での人への感染の危険性が高くなっている可能性がある。県は国の委託を受け、毎年、日本脳炎感染源調査を実施。8月10日に採血した豚10頭のすべてが陽性だったことなどから、注意報を出した。
県によると、日本脳炎は数日間続く高熱、頭痛などの症状が出る。重症になると、意識障害やけいれん、こん睡が起きる。」
そうである。
まだ、我が家の患者さんで日本脳炎になった患者さんは聞かないが、我が家の小さな患者さんでも、近くの幼稚園なども、今年は手足口病やおたふくかぜが大流行しているようである。
統計的な根拠はないが、この暑さといい、おそらく口蹄疫も新型インフルエンザもこれで終わりということはないのではなかろうか。
ウイルスは日々進化する。しかも、気候と日本の畜産や学校、流通などの社会環境がウイルスにとって、居心地のよい、活発に増殖伝播する環境が整いつつあると思ったほうがよいのではなかろうか。

郷土史 [エッセイ]
老人や幼い子どもなどの痛ましい事件など、日本の地域のコミュニティーの崩壊が遠因であろうと思われる事件が連日報道されています。
住人が子どもの頃までは 近所の人が亡くなると、町内の主婦はその家の葬式などの手伝いに出向いて料理などの手伝いをしていました。困った時はお互い様でした。
若い嫁にとっては近所付き合いはわずらわしいものであったかもしれません。葬儀も自宅ではなく葬儀場で行われるようになり、遺族も楽になりました。そのしわ寄せが現在の日本を襲っていると思われます。
地域コミュニティの再構築するには、近所付き合いを再構築すると共に、仲間意識を醸成する必要があります。それにはオラが地域を愛する気持ちや誇りに思う気持ちが必要ではないでしようか。
そのためには政教分離などと堅苦しいことを言わずに、村の鎮守のお祭りには小学生から大人まで参加するような気持ちと制度が行政や構成員にとって大切であり、そのような行事によってさらに地域住民の結びつきが強まるように思うのですが。それに無関心な人や強く反発する方もいらっしゃるのも事実です。
オラが地域を愛する気持ちや誇りに思う気持ちを育むためには 地域の歴史を知ることも大切だと住人は思います。
歴史を語りだすと宗教色を0にするのは困難です。
商工会議所や観光組合主導の「◎◎祭り」や健康増進のための「○○フェスタ」も結構ですが、盆踊り大会、秋祭りのお神輿担ぎなど、地域根ざして、昔からあったのだが、忘れられつつある行事がドンドン復活して、盛んになればよいと思います。
先日、患者さんから「緑丘校区 郷土史」という緑丘中学校父母教師会が作製した(作成年不明)小冊子を頂きました。
同校の社会科の教諭をなさっていた成国敏雄先生が地域の歴史を詳細に調査なさってお書きになった論文です。
馬寄村も歴史に登場してないわけではありません。
一例をあげると、現在大河ドラマで竜馬伝が放映されていますが、幕末の第二次長州征伐の小倉口戦争(長州戦争)では内戦の戦火に馬寄村は巻き込まれているのです。
無許可ではありますが、成国先生の論文をスキャンしたものを掲載させていただきます。
郷土の歴史に関心を持っていただける糸口になればと思い、掲載させていいただきました。
コピーのコピーですので見づらい点はご容赦ください。
ジャガイモの実 [エッセイ]
スポーツジムとエコのビジネスモデル [エッセイ]
住人は どちらかというとムダなことが嫌いである。そしてメタボである。
あるとき汗かいて自転車をこぎながらふと考えた。
「俺が今やっていることは世の中の為になっているのだろうか」
「どうせ自転車をこぐのであれば、発電機でもつけてくれれば、人様の為になるのに・・・・」
「せっかく多くのエネルギーを頂いて生きているのに、自分自身が「エコ」でない・・・」
そこであるビジネスモデルを思いついた。
一口30回噛んでますか [歯の話]
イギリスで4期に渡り首相を務めたウイリアム・グラッドストン氏 (William Gladstone,1809-1898)が言いだしっぺだそうです。
よくかまないといけないことは幼稚園の時から先生に言われていたことです。
住人は自慢ではありませんが、小学校の時にビン牛乳の一気飲みのタイムを競っていたくらいですから、当然よく噛んでません。
自慢どころか恥ずべきことです。

唾液の検査でガンが見つかる [歯の話]
時事通信に以下の記事が2010/06/29-00:51に発表された
唾液でがん検出=80~99%の高精度-膵臓や口腔・慶応大
慶応大先端生命科学研究所は28日、唾液(だえき)で膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔(こうくう)がんを検出する方法を開発したと明らかにした。
米カリフォルニア大ロサンゼルス校との共同研究。それぞれ99%、95%、80%の精度で検出できるという。
オランダ・アムステルダムで開催中の国際学会で発表した。
膵臓がん、口腔がんは進行してから見つかることが多く、生存率が低い。
マーカーと呼ばれる生体内の物質でがんを診断する方法があるが、口腔がんに有効なマーカーはまだなく、膵臓がんはあるものの、他の病気でも異常値を示すため識別が難しいという。
同研究所は、三つのがんの患者と患者以外の計215人の唾液サンプルに含まれる物質を網羅的に解析。約500種類の物質が検出され、このうち54物質の濃度ががん患者とそれ以外で異なることが分かった。(2010/06/29-00:51)
ワールドカップとお蔭参り [エッセイ]
サッカー・ワールドカップはオランダには惜敗したものの、試合前の予想を大きく超える、日本の活躍に、市井も盛り上がりを見せている。
オランダ戦後も渋谷の町に若者が繰り出して騒ぎを起こした様に聞く。ワールドカップや、プロ野球の優勝時に、街に繰り出して騒ぎを起こしたり、川に飛び込んだりするのは現在の若者に特有の行動なのだろうか。住人はそうはは思わない。
日本人は昔から定期的に、お蔭参り(エエジャナイカ)といった、集団行動を起こしている。日露戦争のときのちょうちん行列もこの部類に入れてよいのではないだろうか。
熱しやすくさめやすい日本人のDNAなのか、動物的な本能がそうさせるのかわからないが、とにかく多くの、それまで、フツーの日本人が急に何かに取り付かれたように、定期的(約60年周期)に特異な行動を起こしていたのである。
そして、騒ぎの後は何もなかったように普段の生活に戻ってゆくのである。
まるで、風の谷のナウシカのオームのようである。
人類がアフリカに誕生して、アジアの東端にまで達した、われわれ祖先は、その先アメリカ大陸まで、グレートジャニーをするほどの開拓心は持ち合わせずに、農耕をはじめ、この地に定着したのであろうが、定期的に血が騒ぐ民族なのであろうか。
地震や火山の噴火同様、ズーッと抑うつされているとその分反動が大きいだろうから、60年周期でなく、オリンピック、ワールドカップ、最近ではワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など、イベントを定期的にちりばめて、「プチおかげ参り」するのは、大量のマグマを溜め込まずによいのかもしれない。
完全に肯定しているわけではないが、村の祭りといったマグマのはけ口のない、特に都会の若者にとって、スポーツイベントに乗っかって騒ぐのは ガス抜きとしてはよい仕掛けなのかもしれない。
理想的な歯の治療とは [歯の話]
高血圧や糖尿病は会社の健康診断などで指摘され、皆さんそれなりに危機感を持ってお医者さんに診て貰いながら、自己管理しておられると思います。(みなさんウオーキングなど健康管理に気をつけておられますよね。)
歯の治療も同じで、悪くないときに、むし歯や歯周病の検査をして自分の状態を把握して、病気が進行しないようつとめる必要があります。けれども、現在の歯科治療はインプラントにしても再生療法にしても失ったものをかわりのもので補っているに過ぎません。
糖尿病で目が悪くなったり、高血圧で脳梗塞になったりした後でリハビリしている部分と同じです。
削って被せても虫歯が治った(元通りに戻った)わけでなく、悪いところを切って、それ以上病気が広がらないようにしただけです。早期発見、早期治療開始にはなっていません。
むし歯や歯周病で歯を失うと極端な場合、全身的な健康を害するだけでなく、社会生活(芸能人だけでなく一般人も歯が命です)にも支障をきたすことがあるのですが、日本人の場合そこまでの危機意識は浸透していないようです。
よく患者さんがおっしゃることに、「調子がよかったので・・・・」「痛くなかったので・・・・」があります。
理想的な歯科治療とは
歯周病や虫歯の検査をして、そういう病気になる可能性があるのかどうかを調べ、健康なうちに病気にならないように予防するためにはどのようにすればよいかを考え、実行することです。
既に歯で苦労されいてる方は どうか息子さんやお嬢さん、お孫さんが同じように歯で困らないようにアドバイスしてあげてください。
かかりつけの衛生士をもっていますか? [歯の話]
あなたのお口の中の状態を熟知した、かかりつけの衛生士さんをお持ちですか?
かかりつけの歯科医ではありません。歯科衛生士です。
歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。3~4年専門の学校に通って、国家試験に合格しなければなりません。歯科助手とは異なります。
「私の歯の汚れのつきやすいところを知っていて、いつもメインテナンスをしてくれる、A歯科のB歯科衛生士さん」
「私の歯周病の問題点を知っていて、毎回歯周ポケットの検査と管理をしてくれる衛生士さん」
「もう長いことメインテナンスしてもらっているので、院長同様、きごころの知れた衛生士さん」
「あなたの家族の年齢、歯並びや歯周病の進行具合に合わせて、歯ブラシや補助道具をセレクトしてくれる衛生士さん」
そういった仲良しのかかりつけの衛生士さんがいらっしゃるのであれば、あなたのお口のケアーは成功したも同然です。
>>>日本歯科衛生士会
クレジットカードとポイント [世の中のからくり]
住人の日曜の朝のお楽しみ番組として、TBS「がっちりマンデー」がある。
企業の儲かる仕組みや有名企業のトップのお話はいつもためになる。
そんな番組の中で、「知らないアナタは損してますよ!」~みたいな感じで、クレジットカードやポイントカードなどの上手な使い方を指南してくれる週もある。
住人はガソリン入れるにしても、ネットショッピングにしてもなにも考えておらず、自分のカードにどのくらいポイントが貯まっているかもまったく気に留めていなかったので、ずいぶん損をしたようである。
歯科医院でも、自由診療の治療費の支払にクレジットカードOKのところがあるようである。
小売業をされている方なら常識だが、クレジットカードのメリット・デメリットを住人なりに考えてみた。
「都合のよい時に、待ち時間なく、早く」は可能でしょうか? [歯の話]
皆さんの歯科医院に対する希望として、「予約なしで、自分の都合のよい時に、待ち時間なく、早く」というのがあると思います。
もっともなことです。多くの方は超多忙で、歯の治療の時間を工面するのは現代社会では 子供から大人まで容易なことではありません。学校が終わるのが遅くなることもあるし、急に仕事が入る事だって起こりうることです。
もちろん「事故で口の中を怪我した」など緊急事態は今日の議論から外れると思います。
また、多くの方はわざわざブログで取り上げなくてもご理解いただいている内容です。
神風 [エッセイ]
今までも日本には何度か神風が吹いて、そのたびに日本人は自分たちの実力を見誤ってきました。
もし今度のワールドカップで神風が吹いて、日本が予選を突破したとしたら、それは日露戦争に勝利したこと同様、日本の若者は再び自国の実力を勘違いしてしまうことになるでしょう。
その勘違いは結果的に日本の若者を不幸にしてしまうでしょう。
先の大戦でも、その勘違いに大いに貢献したのがマスメディアです。今回のワールドカップも、日本の問題点を冷静に分析してコメントするのか、単なるお祭り騒ぎに仕立て上げるのか、
試合前と後にどういうあつかいをマスメディアがするか注目するところです。
それはさておき、
山荘天水顎関節症についての補足1 [歯の話]
前回まで顎関節症について書いてきましたが、若干補足させていただきます。
顎の病気=顎関節症=咬みあわせの病気、という具合に理解されている方が多いと思います。
顎関節症の定義があいまいなのですが、顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害ないし運動障害が認められれば、顎関節症の可能性が高いと思われますが、同様の症状でも区別を要する病気も存在します。
例えば、
三叉神経痛や、ディスキネジア、身体表現性障害などの感覚神経に問題がある場合、
顎関節リュウマチ、外傷性顎関節炎、術後瘢痕拘縮、腫瘍など関節とその周囲の組織に問題がある場合、
筋突起過長症、咀嚼筋腱腱膜過形成症など、関節部分や周囲のパーツの大きさや強さに問題がある場合、
様々な顎関節症と区別が必要な病気が考えられます。
咬みあわせなど、お口の中に原因があり、歯科医がかみ合わせの治療を行うことで改善することが多いのですが、まず、これらの病気でないことを十分精査して、噛み合わせなど、お口の中の治療にとりかかられた方がよいのではないかと思います。
かみ合わせが原因であれば、住人のような歯科医の出番ですし、咬みあわせを治療すれば、症状が改善することは十分考えられますが、上記のような病気が原因であれば、当然、咬みあわせだけを治療しても症状は改善しません。
>>>あごがコキコキ、ジャリジャリ音がして、痛くて開きにくいー顎関節症とは





崇福山 安楽寺
善光寺三門








